うめ「大東京トイボックス」

大東京トイボックス(1) (バーズコミックス)

「誰かに手を引かれて世界を救うような勇者ならいらない」という名言（迷言？）で俺を震わせた、あの東京トイボックスが帰って来た。連載誌がソリダスからＧ３のように都落ちしてもその熱さは変わらない。ゲーム業界を外から視る役が、敏腕ＯＬの月山から夢と希望に燃える新人の百田にバトンタッチして、むしろパワーアップしているように思える。週刊から月刊に移ったおかげなのか、絵もかなり良くなっている。あと、仕事場の背景の書き込みに相変わらず執念を感じるなー。