「そう、あたしたちはこんなにも理不尽な世界に生きているのだらよ」雑感



ついでにゲーム全体についての雑感。
ゲームパッドを使った操作体系が練られていて非常に良かった。
こういったテキスト主体のゲームでは操作系はおざなりにされやすそうな部分なので好印象。
ストーリーの展開がどうにも単調で、攻略を進めていたら唐突に終わってしまったというイメージが強いのが残念。
ANOSを使ったシステムも、一つの分岐ポイントに対して単一の記憶しか反応を示さないので、
結局はパズルのピースを探す行程に似た作業感を感じたのもマイナス点。
正解に関係のある記憶をセットしたら何らかのヒントが提示されたり、
攻略とは全く関係の無い意外な記憶で分岐が発生して、おまけ会話を楽しめるような
遊び心が随所にあったら良かったかも。このへんの作りこみは少人数(というか一人?)だと難しいのかな。
難易度はなかなか挑戦的で楽しめた。いくらでもやり直しが効くのでこれくらいの歯ごたえで十分だと思う。
ゲーム内容に対してはちょい割高な印象を受けたけど、とりあえず続編希望〜。